iTT - 国際ツーリズムトレードショー
2024/5/8(水)-10(金)
2023年04月24日

【セミナー紹介】ワーケーション導入の効果 ~Well-beingの実現とソーシャルイノベーションへの貢献~

今回セミナーにご登壇いただく、(株)パソナJOB HUBの山口 春菜氏にお話を伺いました。

<山口 春菜氏 プロフィール>

1995年名古屋生まれ。「旅するようにはたらくを当たり前の社会に。」というビジョンを掲げ、(株)パソナJOB HUBソーシャルイノベーション部で、都市部と地域を新しい働き方(ワーケーション・複業等)で繋ぐ「旅するようにはたらく部」を立ち上げ、マネージャーを務める。現在まで100回以上のワーケーション・複業フィールドワーク企画・運営実績を持つ。気仙沼大島観光特使。社会起業家コミュニティ「Ashoka Youth Venture」2014年選出。2021年度観光庁「新たな旅のスタイル」促進事業アドバイザー、2022年度観光庁ワーケーション推進事業コーディネーター。

―貴社内ではワーケーションをしているメンバーも多いとのことですが、実施後の社員の意識変化やチームのエンゲージメント向上につながった事例など、良い効果は生まれましたでしょうか?

弊社ではチームビルディングと事業開発を目的にしたワーケーションを分けて実施しています。
チームビルディングワーケーションでは、メンバー全員が「チームのビジョン・理念を再確認できた」「メンバー同士の信頼関係の構築に繋がった」と回答しています。
また、事業開発ワーケーションでは、普段とは異なる環境で、多くのアイディア創出に繋がり、新規事業を生み出すことに成功しています。

―多くの企業のワーケーション企画・運営事業をされているかと思いますが、これからワーケーションを検討する企業様へ、アドバイスをお願いいたします。

リモートワークの環境整備をした上で、ワーケーションの目的や期待する効果をあらかじめ定めて、プログラムやコンテンツを企画することが重要です。普段のオフィスワークや在宅ワークと異なる環境で、地方自治体や地域企業、地域住民の方々との交流や対話は、仕事のやりがいや働く意味について見つめなおす機会にもなります。

―山口様が考えるウェルネスツーリズムについて自由に回答ください。

私にとってのウェルネスツーリズムは「人に会いに行く旅」です。観光や体験ももちろん素敵ですが、その地域の人と会って、歴史や文化を知り、対話をして、心を通わせる旅が、私の幸せに繋がっています。
人に会いに行く旅を通じて、旅行をしてお金を消費するだけではなく、自分も何かを生産して、ありがとうを言い合える関係になる地域が増えていくと、心が豊かになると感じています。

―本展には、企業の総務人事の方、旅行・観光業界の方が来場されます。来場者の方へ一言お願いいたします。

企業にとって、ワーケーションは経営課題・人事課題を解決する一つの方法として様々な効果を発揮します。自らもワーケーションを実践し、多くの企業様のワーケーションを企画・運営しているからこそ感じている「ワーケーションの本当の効果」をお伝えいたします。
ぜひ会場で、皆様とリアルで、お会いできることを楽しみにしております。

―(株)パソナJOB HUBの山口 春菜氏の講演詳細はこちら

2023年05月11日(木)|12:00 ~13:00

ワーケーション導入の効果 ~Well-beingの実現とソーシャルイノベーションへの貢献~


(株)パソナJOB HUB
ソーシャルイノベーション部 ワーケーションチーム長
山口 春菜 氏

<講演内容>
なぜ今、多くの企業がワーケーションに取り組むのか。社員のウェルビーイング・エンゲージメントの向上、チームビルディングや地域と協働した新規事業開発など、観光の域を超えた、企業にとってのワーケーションの本当の価値とは。自社内におけるワーケーションの取組みと100社以上の企業のワーケーションを企画・運営してきた中で見えてきた具体的な効果をお伝えします。

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